| |||
| ●まずアルバム『ZERO』が完成しての率直な感想をお聞かせください。また本作は個人名義では実質的デビュー作にあたる訳ですが“デビュー”に対して何らかの気負いはありましたか? 「確かに実質的にはデビューとされるかもしれませんが、個人名義のアルバムは数年前に完成させているし(不運にも未発売ですが……)、ナガノ・キッチンを含めてユニットとしてリリースはしているので、念願が叶ったというべきでしょうね。クオリティの問題や国内流通などの諸事情を考えると、この時期にファースト・アルバムを発表できたのはとても良かったと思います。レコードは音楽を作る人にとっての“生きた記録”、それを取りまとめたのが“アルバム”だと考えているので、それをようやく公表できて大変嬉しく感じています。しかもApt. Internationalからのリリースという事もとても光栄に思ってます」 ●現在のダンス・ミュージック界隈において“テック・ハウス”という言葉は大きなキーワードになっていますね。 その音楽的魅力とはそのような点でしょう。 「“テック・ハウス”という言葉は90年代後半にDJ NATSUから聞きました。以来10年、国内で最初にその言葉を使ったのは彼だと信じています。自分の中では“これはテクノ”だとか“これはテックハウス”という明確なジャンル分けはしていません。ただ“テッキー”であったり“ハウシー”のような形容詞的な区別はありますね。なぜそういう論法になるかというと、その曲を聴く状況や環境いかんでトラックは聞こえ方がまったく違ってくると思っているから。その典型がダンスフロアですよね。DJミックスのなかでは前後の曲や、そのDJの手腕、箱の響き方によって同じ楽曲でも違って聴こえてくる。要するに聴く側の精神状態や環境に大きく依存するという事なんでしょうね。なのでハッキリとしたジャンル分けは必要ないんじゃないかな」 ●では具体的に日本で“テック・ハウス”の隆盛を感じたのはいつ頃ですか? 「海外滞在時に日本でなにが起きていたのか分からないので正確には判断できませんが、2006年の帰国時に西海岸産ハウスが騒がれていて、海外との時差を感じましたね。その頃は世界的にもそういった類の楽曲が頻出した時期で、僕自身も当時CHEZからリリースした“Children of the Drums”への評価だったり、フランソワやビート・ファーマシーの作品を通じて、テッキーなタイプのハウスは来るなと感じてましたし、RejやSandcastlesが大ヒットしたのも同時期だったと思います」 ●ずばり本作の聴きどころは? 「聴きどころは満載です(笑)。まずグルーヴ感とメロディー。収録曲で踊れない曲はないし、全曲口ずさめるラインを持っていると自負しています。着うたにピッタリです(営業)。フロアとリスニングの両方で楽しんでもらえると思います。楽曲に図らずも注入されている和やアジアのテイストも、日本で生まれた者としての利点が発揮されてる。実は『ZERO』というアルバムは3枚組にしたいくらい制作過程であふれたトラックがあるんです。同時進行で作ったダブ・バージョン・シリーズを聴いてもらえれば、今作が1枚のアルバムで完結するものではないってことがわかるはず。なんせオリジナルと未収録楽曲で53トラックも作ったんっですから」 ●今作の客演陣について教えてください。 「“Amor”で参加しているシゲル・タナブさんはフランソワからもらったビート・ファーマシーのプロモ音源で知りました。その後、イエローでのパーティー『SPiN』に誘われ、共演したのが始まりです。ナガノ・キッチンのアルバムにもギターで参加してもらっていて、今ではサトシ・フミを含めたユニット“RHYNPA”と楽曲制作をしているレーベルメイトでもあります。彼のシングル“Cactus”のアコースティックギターに惚れてオファーしました。“You Changed the Way”で歌ってくれているミナ・ジャクソンさんは、The Jinks“Spread My Wings”のリミックスをした頃からの付き合い。ゴスペル仕込みの本格的な歌唱はダウンテンポにもきっとフィットすると思いお願いしました。湯澤かよこさんは2月に『Cover You Up』でデビューしたばかりのボーカリストで“Listen to the Voice”に参加してもらいました。Myspace経由のやり取りから始まり、いつか歌ってもらいたいと思っていたのですが、意外と早く実現しましたね。“Rockstar”で参加してくれたのは言わずと知れたトモミ・ウクモリさん。彼女とのコラボレーションでは名曲しか生まれ得ないと思ってます。もちろん今回も彼女は素晴らしい仕事をしてくれましたね」 ●最後に今後のDJツアーや展開について抱負をお願いします。 「3月からリリースに伴った全国ツアーが始まります。その後は東南アジア、南米ツアーの予定もありそうです。DJに関してはTraktorを導入したので、DJのスタイルが変わりつつある。そこらへんもぜひ現場で体験してみてください。実は次のアルバムの構想も少しずつ考えていて、もう少ししたら作り出そうかなと。色々な方向性が見え始めているので、とにかく新しいことを始めたいですね。期待しててください」 【HIDEO KOBAYASHI "ZERO" Feed Back】 Ken Ishii
森田昌典(STUDIO APARTMENT)
阿部登(STUDIO APARTMENT)
Hiroshi Watanabe
Kaoru Inoue (SEEDS AND GROUND)
Osamu M (Outerspace)
Shigeru Tanabu (Apt. International)
Satoshi Fumi (Klik Records)
Katsuya (33x/Nature Soul)
高宮永徹 (Little Big Bee/Flower Records)
Yoku (A Hundred Birds)
DJ MOCHIZUKI
KO KIMURA
ヒサ イシオカ (KING STREET SOUNDS)
Alex from Tokyo (Tokyo Black Star, world famous NYC) 福富 幸宏
Tiger Stripes
Oli Lazarus (Reel People)
Osunlade
DJ Deep
Rasmus Faber
Hernan Cattaneo
Funk 'D Void
Nacho Marco
Nicolas Matar (Cielo) |
![]() |
Catalog No.:NWMD-6060 Nagano Kitchen / Nagano Kitchen 絶好調STUDIO APARTMENT主宰「Apt.」が新たに海外ものレーベルを設立! その名も「Apt. International」!! その第1弾として、世界中のDJ、ダンスミュージック・ラバーから熱い視線を浴びる"カリスマレーベル”Ibadan records主宰のJerome Sydenhamプロデュースのアルバムをリリース!! 既にアナログでもリリースされているM7「Timbuktu」をはじめ、Francois K.が現在ヘビープレイ中のM2「Asama (East)」等、ディープでテッキーな全11トラック。 文句なしの全曲シングルカット可能な内容!! この夏、世界各地のクラブ、野外フェスで彼らの楽曲がプレイされない日は無いでしょう! |
![]() |
Catalog No.:NWIT-0022 Another Daze EP / Shigeru Tanabu Beat Pharmacyのコラボレーターとして、また本人名義でもFRANCOIS K.のWAVE MUSICより作品を発表する等、コアなダンスミュージックファンの耳を捉えて離さないSHIGERU TANABUがApt. internationalよりBeatport先行で配信限定シングルをリリース。 深く沈みこむようなリズムの断片達の中を静かに切り込んでくる仄な哀愁を感じさせるメロディ、酩酊と覚醒を繰り返すうちに、意識が別次元へトバされたような感覚を起こさせる”ORIGINAL”、エフェクティヴな音処理、パーカッション、トビまくったヴォイスが呪術的なムードをフロアにもたらす”DUB”、怒涛のパーカッションを全面に押し出し、トライバル・ハウスへと変貌させた”FUNKUSSIVE DUB”、色んな局面で「使える」”BONUS BEATS”の4トラックを収録。DUB、TECH・HOUSE、DEEP HOUSEの要素が絶妙にブレンドされた、対フロア仕様のFUNKY DUB TECHサウンドを聴かせてくれる。 |





